最終更新日:2023年11月3日
続々独立開業中!独立開業をした方々に人気のフランチャイズ本部ベスト10を公開中。
いま注目の急成長ビジネスがひと目でわかります。
【プロフィール】
佐野オーナー 男性(52歳)
前職は銀行員。子どもが好きで、教えることが得意ということから、塾業界での独立を決意し2014年10月にセルモを開校。自身も3人のお子さんの子育てに奮闘中。(インタビュー:2016年9月)
前職では27年間、信託銀行で銀行員として勤めていました。仕事をしながらも、父親として子どものことや家庭のことを第一に考えたいと思っていましたから、出世のためとは言え転勤や出向にはどうしても積極的になれなかった中で、それなら思い切って自分で何か事業をやってみようという思いが強くなっていったんです。50歳までだと早期退職制度という制度もあったため、このタイミングで決意しました。
私にも3人の子どもがいるのですが、子ども達との関わり合いの中で、「何かを教える」ということは自分に合っているなと感じていました。勉強を教えるということであれば、自分の知識の中でできそうと思えましたし、そこから塾という業界に興味を持ちました。
仕事をしながら情報収集を始めて、半年くらいで加盟を決めました。たまたま情報サイトでセルモのことを知り、問い合わせたのが最初です。
実は、妻も別のフランチャイズで学習塾を運営しているので、生徒の集客や運営の苦労については熟知している分、最初は反対でしたね。私の思いや、今後の生活についてなど2~3週間ほどじっくり相談をして、最終的には応援してくれました。
一番魅力的だったのは、セルモなら「1人でもできる」ということ。通常の塾の場合、スタッフや講師の数をある程度揃える必要があり、人を雇うことによって人材の管理がどうしても付きまとうので、経済的にも、物理的にも負担になりそうだと感じました。私自身、前職で管理業務に携わっていたため、人を使うことのリスクは痛感していたこともあります。その点、セルモなら、パソコンを使うことによって、オーナーが1人で切り盛りできるというのはすごく有効な手立てだと思います。
運営会社を調べた時に、しっかりした会社だとわかりましたし、もし万が一何かあっても、パソコンを使った塾のシステム自体はどこかに引き継がれて残っていき、続けていけるだろうと思いましたので、長い目でやっていけるだろうと思いました。
セルモは、初期費用部分が他社より安かったこともあり大きなリスクはないと考えていました。何より、開業した後の運用面を重視していたので、他の競合と細かく比較するということはしなかったですね。もうセルモだなと決めていたので、進めるときは早かったですね。
実際に塾を経営してみて驚いたのが、子どもたちの成長の速さ。入塾した最初にはできなかったことがどんどんできるようになっていくんです。セルモのシステムを使って教えていく中で、私自身もいろいろな本を読んで勉強をしながら、「こう指導したらこういう風に理解してもらえるのか」という感触が段々わかってきました。結果に繋がることが今は楽しいですね。
ここにくる生徒さんは、「自分は何がわからないかもわからない」そういう子たちがほとんどなんです。「先生わかりません」って手を挙げられる子は5人に1人くらいしかいないんですよ。だから私の教室では、後ろから一人一人の学習状況を、「ああ、ここで詰まっているんだな」「ここが分からないんだな」という風に見ていって、順番にぐるぐると回りながら教えているんです。生徒さんは、その日わからないことがあってここに通ってきて、帰る時にはわかるようになって帰るという風になっています。
他の塾でうまくいかずにここに移ってきた生徒達は「セルモに来たらすごくわかるようになりました!」と言ってくれます。担当の講師が解き方だけを手早く教えて終わらせてしまう塾も多いようなので、セルモの学習システムと教室長の直接指導が強みになっています。
例えば、時期によっては収益面で思うようにいかなかったり、広告などの経費が思いの外かかったりと、経済面での苦労があります。また、毎年卒業生がいるので、継続的な生徒募集を考えなくてはならないのは大変ですね。しかし一方で、日本の将来を担う子どもたちを育てるお手伝いができるという意味で、自分の仕事が社会に貢献できているというやりがいの部分が大きいので、独立したことへの後悔はありませんね。
また、銀行員の時に比べて自分の時間を自由に使うことができるという面も、独立したことのメリットだと感じています。
例えば、出世しないといけない、いい学校を出なければいけないなど、日本の社会って競争を強いられる部分があると思うんです。そういうことが私はあまり好きではなくて、一人一人が自分と人とを比べることなく自分の幸せをつかんでいけばいい、という風に思っています。うちにくる生徒さんは中学生までなんですが、自分に合った高校に進学していく姿を見ていると、それぞれの幸せへの積み上げ方が全然違う、そういうことを実感することが多くなりましたね。
厳しく激しい競争の中ですので、一つ一つの塾が様々な工夫をして差別化していく必要があると思います。その中で生き残るためには独自のノウハウは絶対に必要だと思いますね。
一人一人の個性を引き出せば、たとえ勉強ができなくても、やりたい仕事に就いたり、自分の夢を実現することだってできる。ただ成績をあげるというだけでなく、誠実さや話し方、人間力を磨き、人の役に立てる人材に育ってもらうための教育を心掛けています。例えば、コミュニケーションが苦手な生徒がいたら、授業が終わってみんなが帰ってから個人的に1時間ぐらい話をしたりすることもあります。学校に行けないけどセルモには通えるという子たちも何人かいますので、そういう子どもたちの眠っている能力を引き出してあげることができればと思っています。
セルモに関しては、初めに本部の方とお話しした時の丁寧な対応が好印象で、バランス感覚がしっかりしているなと感じ、「この会社とやりたい」と思い加盟を決めました。それが現在の信頼にも繋がっていて、安心して運営を続けられています。これはご縁だと思います。本部は私の考え方、やり方を受け入れてくださっているので、それがすごく有り難く、感謝しています。日々の運営についても、いろいろ相談にのってもらったりしながら進めることができるので、すごく頼りにしています。
皆さんいろんなお仕事をされていると思いますが、必ずご自身の興味や得意分野をお持ちだと思います。そういうものを積み上げてきた時に、ある情報にポンッと出会うことがあると思うんですね。自分が「これだ!」と思うものには必ずご縁があると思いますので、アンテナをきちんと張っておくことがすごく大事だと思います。
「個別学習のセルモ」のフランチャイズの詳細は、以下のページでご覧いただけます。
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