最終更新日:2023年11月3日
続々独立開業中!独立開業をした方々に人気のフランチャイズ本部ベスト10を公開中。
いま注目の急成長ビジネスがひと目でわかります。
【プロフィール】
表 浩樹オーナー ご夫婦(旦那様45歳)
お二人の転職を機に夫婦での独立を決意。2011年6月にセルモを開校。旦那様が人事部門での教育の経験を活かし、奥様と二人三脚で運営中。(インタビュー:2016年9月)
今までは金融とIT業界でずっと人事の仕事に携り、採用や教育を担当していました。年齢が上がるにつれ、段々と現場の仕事から離れたマネジメントの仕事を任されるようになり、会社から期待される一方で、自分としては「ずっと現場に携る仕事がしたい」という強い気持ちがありました。年齢的にも40歳を迎えるタイミングで残りの約20年の仕事人生は好きなことをやってみようと考えたときに、やりたいことに近い仕事はないかなと探し始めたのがきっかけです。
妻が先に転職を考えていたんですが、インターネットでいろいろ探している中でちょうどセルモを見つけてきたんです。でも、妻だけで始めるのは大変だろうし、夫婦で協力しないとできないだろうと思い、私が説明会に参加しました。ちょうど私も仕事を変えようと思っていたタイミングでしたので。
自分たちだけで何もないところから始めるには、自分たち自身によほど特化したものがないと難しいと思っていたので、私たちにはサポートしてくれる立場の方が必要だと考えた上でフランチャイズを選びました。
どんな仕事でも人と関わりますが、子どもと接する教育業界が割と参入しやすいと思っていました。また、自分自身の経験を活かして、教育など、「人に教えること」を仕事にしたいと思っていましたので。
最初は不安なこともありましたが、そもそもセルモのシステム自体が、生徒が1人でどんどん学習を進めることができるシステムなので、やってみたらなんとかできたって感じですね。それでも、開業してから最初の1年は空いた時間などを使ってかなり勉強しましたね。
資料は複数社から取り寄せたんですが、セルモの説明会に参加して学習システムを見たときに「この画面を見た時に子どもは勉強に入りやすいんだろうな」と実感できたことが大きかったですね。当時はパソコンを使った学習システムを導入している所も少なくて、すごく先を行っているなという印象を受けました。本部のバックアップ体制などについても聞いた上で、「もうここかな」という感じでしたね。
主にチラシのポスティングで集客活動を行っているのですが、開校後の最初のひと月目は入塾が1人しかいませんでした。でもそのほうがかえって良かったです。たくさん生徒さんが集まっていたら、「なんだ簡単じゃないか」と天狗になっていたかもしれませんので(笑)このままではまずいなと思いひたすらチラシを撒いて、2年目には30人を超えました。最近では生徒さん同士の紹介で少しずつ増えて、地域に認められている感じはあります。
例えば中学生であれば、定期テストなどが終わったタイミングで、テストの結果を見て、がくんと成績が下がってしまったお子さんの親御さんからの問い合わせが多いですね。小学生であれば、春先に高学年になった際にそろそろ塾に行かせようかと検討されて来られる方が多いです。
フランチャイズというバックアップはあり、そこを使わせてもらってはいますが、最後は私たち次第なんですよね。そういう意味では、やはりサラリーマンの時は楽だったなという感じはありますね。私たちの対応次第で、生徒さんと親御さんがついてきてくれたり、逆に離れていってしまったりがありますので。サービスを受けるのはお子さんですが、費用を出していただくのは親御さんなので、両方の満足度を上げる必要があるということを考えたときに、経営面でも、現場でも、悩ましいことがあります。それから、子どもに勉強の大切さを根付かせることの難しさもあります。楽な方法に流れていこうとするところを、軌道修正してあげるのが大変ですし、生徒さん一人一人が違うので、日々その子たちと向き合っていると、それなりにいろいろな問題が出てきます。これがベストの方法だというのはなく、それが永遠の課題として難しいところではあるんですが、逆に、それがこの仕事の面白いところでもあります。
ある程度、説明会でセルモのシステムのことを聞いていましたし、ギャップはあまり感じませんでした。子どもに教えるということは、一人一人性格の違う生徒さんに対応しなくてはいけないという苦労はありますが、そこは現場の対処の仕方ですから。本部からはこうしなさい、ああしなさい、という細かい指導はないので、自由にやらせてもらっていますし、売り上げのノルマを課せられることもありません。
特に小学生のお子さんでそういう生徒さんはいますし、中学生は眠くなってしまうとかもありますね(笑)
今は共働きのご家庭が多いということもあり、家庭でうまく勉強のリズムを作ることができる生徒が少ないんです。そういうお子さんにとっては、セルモが勉強のリズム作りの場所となり、私たちはそのリズムを築く手助けをしてあげたいと考えています。
やはり認められたら嬉しいということはありますね。どんな仕事でもそうだと思いますが。テストの点数だけじゃなく、「物事に対して頑張って取り組む」という姿勢を作ってあげたいなと考えていて、親御さんから、「ここに通わせて、うちの子が変わりました。」という風に言われると、少しは良い影響を与えることができたなと嬉しく思います。頑張っているのはその子たち本人なんですが、頑張るための種蒔きを私たちはやっているのかもしれないですし、結果として、よし頑張るぞと思える子が増えてくれることが嬉しいですね。
私たちは多店舗展開というよりは、一つの教室を充実させて成果を上げていく方向で考えているので、自分たちの目の届く範囲の人数を維持しながら、しっかりと満足できる結果を出したいと考えています。あとは、セルモに行ったらいつもあの先生がいるんだという、子ども達にとっても安心感できる教室を作りたいという思いもあります。
始める際には、いったん全てがゼロになるという覚悟を持って、それでも自分がやりたいことがあるという強い気持ちがあれば、一歩踏み出していくことは大事だと思います。フットワークを軽くいろんな話を聞いてみて、いったん全てがなくなっても、そこから自分たちの力が湧き上がってくるもんですよ。なんとかしなきゃと考えて動けば何かしらの結果が出てくるというのはありますから。
あとは、セルモは低資金で始められる事業でもあるので、もしダメなら他の仕事をまたやればいい、という気持ちと覚悟で挑戦してみるのもよいと思います。
「個別学習のセルモ」のフランチャイズの詳細は、以下のページでご覧いただけます。
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