脱サラ起業か副業か、抑えておくべきポイントまとめ

最終更新日：2023年11月3日

• 脱サラ起業のポイント
• 副業のポイント
• 副業から独立起業へ

脱サラして本格的に起業すべきか、副業からスタートして様子を見るべきか。
どちらの起業の仕方が良いか迷われている方は多いことでしょう。
脱サラ起業と副業、それぞれの抑えておくべきポイントをまとめましたので、起業の参考にしていただければと思います。

脱サラ起業のポイント

【自分次第で収入が変わる】
脱サラ、つまり会社勤めをやめて独立起業することはリスクが伴います。
サラリーマンは毎月一定額のお給料が入ってきますが、独立起業すると稼ぎがないと収入がなくなります。
頑張ればサラリーマンより稼ぐことも可能ですし、手を抜けば当然収入は減るので自分次第です。
自分次第で収入が変わるのは魅力でもあり、リスクでもあります。

【初期投資のリスクを減らす】
起業には多かれ少なかれ資金が必要ですが、初期投資額が増えるとそれだけリスクが増えます。
初めての起業は分からないことだらけなので、初期投資額を抑えてリスクを減らしたいところです。
独立起業は資金面でのリスクが伴うので、必要な投資は惜しまず、節約できる部分を考えて初期投資額を少なくしてリスクを減らしましょう。
本当にその設備は起業に必要なのか？他に安くで購入できないか？などを調べ、最小の投資に抑えることでリスクを減らします。

【在庫リスクを回避する】
在庫は多く抱えるだけ負担となるため、できるだけ在庫リスクを回避するのが懸命です。
士業やサービス業など在庫を持たなくてもいい職種を選ぶ、本部が在庫を負担してくれるフランチャイズを選ぶなど在庫リスクを回避する方法を考えてみましょう。

【生活費を多めに貯蓄しておく】
脱サラ起業して収入が安定するまでには時間がかかります。
現金でやり取りする事業なら手元にすぐ現金が入ってきますが、売掛やクライアントからの報酬が入ってくるのが1〜2ヶ月先の場合は現金が入ってこない期間ができます。
脱サラ起業して一番のリスクは毎月安定した給料が入ってこないことなので、収入が安定するまでの期間、全く収入がなくても生活できるだけの貯蓄を用意しておく方が安心です。

副業のポイント

【副業で無収入のリスクを回避】
副業なら本業の収入があるので無収入になるリスクを回避できます。
平日の仕事終わり、週末起業の場合でも本業のお給料があるので、脱サラ起業よりはリスクが少ないです。
本業と副業の両方をこなす分、プライベートの時間がなくなりますし、多忙で体調を崩してしまうこともあるので、時間管理と健康管理だけは十分気をつけなければなりません。

【会社の就業規則を確認する】
会社によって副業に関する規定が異なり、副業OKの会社もあれば副業NGの会社もあります。
副業NGの場合、こっそり副業をしていても市民税などから副業をしていることがバレてしまいます。
副業を始める前に、必ず会社の就業規則を確認しておきましょう。

【副業可能なフランチャイズもある】
フランチャイズの中には副業でもOKのものがあります。
週末だけ副業をしたり、自宅で副業できるフランチャイズなど色々ありますので、副業の選択肢としてフランチャイズを考えてみるのも良いかと思います。

副業から独立起業へ

【年収が独立起業の目安】
副業で事業をスタートし、どのタイミングで独立起業するかは年収がひとつの目安となります。
本業の収入を超え、安定した収入を得られる状態になっていれば独立起業を本格的に考えることができます。
副業が忙しくなると時間的にも体力的にもきつくなってくるので、副業の収入が安定していてまだ伸びしろがあるなら本業の収入を超える前に独立起業を決心するのもアリです。

ただ、希望的観測や「いけるだろう」というや楽観的な考えで脱サラ起業するのはオススメしません。
脱サラすると安定したお給料が入ってこなくなるので、事業の状態を市場の状態をよく把握し、脱サラ起業しても生活ができると判断したタイミングで副業を本業に切り替えましょう。

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