最終更新日:2023年11月3日
続々独立開業中!独立開業をした方々に人気のフランチャイズ本部ベスト10を公開中。
いま注目の急成長ビジネスがひと目でわかります。
セブン-イレブンのフランチャイズには、UIターン独立支援制度というものがあります。
UIターン独立支援制度は地元や新天地でコンビニを開きたいと考えているオーナーを支援する制度で、UIターンをふまえて独立開業を目指す方は検討する価値があるかと思います。
Uターンは都市部以外の地方で生まれ育った方が進学や就職を機に都市部に移り住み、勤務経験を経た後に地元に戻って働くことを指します。
都市部に進学した後、地元に戻って就職することをUターン就職、都市部で就職して地元に戻って転職することをUターン転職と呼びます。
Iターンは都市部で生まれ育った方が都市部で就職した後、地方に移り住んで働くことを指します。
都会から地方へ転居するラインをアルファベットのIに見立て、Iターンと呼んでいます。
ちなみに地方で生まれ育った方が別の地方で働くことはJターンと呼びます。
UターンもIターンも地方に移り住んで働くという点では同じですが、住み慣れた地元であるかどうかが大きな違いとなります。
Uターンの場合は生まれ育った土地で就職をするため、住み心地や地域環境などはよく分かっているため、ライフプランを考えやすいです。
一方、Iターンは住み慣れた都市部を離れ、地方に転職することは新鮮さがあり、雑多なと都市部を離れて落ち着いた暮らしがしやすいのが魅力ですが、住んでみるまでどんな土地なのか分からないという点が懸念材料となります。
住めば都という言葉もあるように住んでみればなんとかなるものですが、Uターンよりもライフプランを考えにくいという点に違いがあります。
セブン-イレブンのフランチャイズ加盟店が利用できるUIターン独立支援制度には、ひとつ条件があります。
それは「前住所から開業店の道なり最短距離50km以上の転居」をすることです。
つまり、現在お住まいの場所から、50km以上離れた場所に転居することがUIターン独立支援制度を利用する必須条件となっています。
条件を満たしている加盟店は、「引っ越し代」「物件確認など交通費・宿泊費の一部費用」を本部から支給してもらえます。
引っ越し代とお店を探すための交通費や宿泊費の一部を本部が負担してくれるので、UIターンにかかる費用を少し抑えることができます。
セブン-イレブンがUIターン独立支援制度を取り入れているのは、地方での展開を広げるためです。
コンビニは費用が多くかかるフランチャイズであるため、引っ越し代と店舗確認の一部費用を本部が負担することで地方での出店希望者を増やそうという狙いかと思います。
都市部では至るところにコンビニがあり、すでに飽和状態ですが、地方にはまだコンビニが少ないところも多いです。
競合店が多い都市部で出店するより、競合が少ない地方で出店する方がリスクが少ないと言えます。
フランチャイズで開業するにあたり、競合が少ない事業であるかどうか、また競合店が少ない地域に出店するかどうかがひとつの戦略となります。
その地域で需要があるかどうかも事業の成功に関係してきますが、競合が少ない地域は集客の面で利点があります。
都市部で就職し、脱サラをして開業を希望される方は、都市部にこだわらずUターンで地元に戻って開業する、都市部出身の方は競合が好きない地方で出店することも開業のひとつの選択肢になります。
地方は都市部と比較して人が少ないから黒字になるだけの集客できるかという不安があるかと思いますが、未出店の地域なら十分に勝算があるかと思います。
地域によってニーズが異なるので、Uターン・Iターンで出店する際は出店前に地域について調査しておき、集客しやすい場所を探すことが事業を成功させるための重要な準備となります。
セブン-イレブンのフランチャイズに加盟して地方にお店を開くなら、UIターン独立支援制度を活用しない手はないでしょう。
「セブンイレブン」のフランチャイズの詳細は、以下のページでご覧いただけます。
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