ミヤビマッチング代表:土居 雅子さん
■結婚相談所を始めたきっかけをお聞かせください。
前職はウェディングプランナーです。
お見合いカウンセラーなら年をとっても続けられるし、「結婚」というものに長く携わっていたかったので、プランナー退職後は結婚相談業に従事したいと考えていました。
■IBJに加盟した理由やよかったこと
IBJに決めた一番の決め手となった理由は「システムの内容が優れている」こと。FAXや電話でその都度、日程を調整したりなんて、とんでもない手間だと感じていたので、画面上ですべてのやりとりが可能だという業務時間の効率とミスが起きにくいシステムが気に入りました。
■相談所運営で工夫されていることはありますか?
工夫していることは「集客」と「収益」です。 集客に関しては、開業から2年間は婚活パーティを行ったり、イベントをあちらこちらで開催し、集客力のある方や団体、行政とのタイアップ企画も多く行いました。
■高い成婚率を維持する秘訣はありますか?
会員さまの性格を無理に変えようとしないことを心がけています。
会員さまの性格を正しく把握し、その人に「合う」相手、その性格を「受け入れてくれる」相手を根気よく探し、出会いを届け続けることが私の仕事です。
■カウンセラーになってよかったと思うエピソードがあればお聞かせください。
あなたに会えてよかったと言ってもらえる時、あなたでなければダメだったと言われる時も自分の働きかけが間違っていなかったと実感でき、本当に嬉しい瞬間。
活動をサポートしている時はうまく進まなくて疲れてしまう日もありますが、幸せなお顔をみたら、その苦労が一気に吹き飛ぶので…。
■これから結婚相談所をはじめる人へ、メッセージやアドバイスを。
「決断」と「行動」が大事です。
私自身も開業するまでは不安なことが多く、出来るかな?失敗したらヤダな、などと考えていました。でも そんなことを考えていてもどうしようもありません。
システムが優れていることは明瞭だし、事務局のスタッフさんも助けてくれるし、こんなにも環境が揃ってるのに出来ない理由を探すのはカッコ悪いと感じました。
あとは、決断したらスッと動くことも大事。
結婚相談所を副業で運営!
IBJ加盟店 縁ブリッジ代表永野オーナー
■ビジネス参入(開業)のきっかけは何ですか?
結婚相談所の運営に興味を持ったのは、自分の経験がきっかけです。28歳で結婚するも、夫婦の人生ビジョンのずれによって38歳で離婚を選択。その後、40歳で再婚をして娘が生まれ、家族との幸せな日々の中で、「結婚で大切なのは互いの価値観をすり合わせること」というのを実感しました。
私の周りには、素敵なのになかなかご縁がなく、独身でいる方がとても多く、自分の経験から「年齢は関係なく、皆に幸せを味わって欲しい」という想いや、今後の人生において「自分のやりたいこと、そして私の経験を最大限に活かせる仕事がしたい」と考え、結婚相談所に興味を持ちました。
最初は、結婚相談所大手への転職を考えていましたが、詳しく話を聞くと、社員の仕事は「受付」や「面談」など細かく分業されていて、最初から最後まで結婚のお手伝いをすることはできません。それなら自分自身でビジネスをやろうと考え、会社の理解を得て、副業で開業することにしました。
■結婚相談所運営を開始してからどう変化しましたか?
結婚相談所は時間のコントロールができ、時間を費やした分、成果に繋がるお仕事だと思います。実際に私は、会社員を本業としているのですが、主に「平日の夜」と「土日」の合間で会員様の対応を行っており、且つ、家族との時間も大事にできています。
結婚相談所の会員様は会社員が多いので、平日の空いた時間にオンラインや電話で会員様へアドバイス、土日には会員様の写真撮影に立ち会ったりと、本業以外の時間を投資して両立しています。
収入面においては、運営方針により個人差があると思いますが、3年目には本業の年収を大きく超えることができました。開業4年目には、結婚相談所の収入は本業の1.5倍になりました。想定していた以上に売上が伸びてきていることもあり、今後は時間の使い方をより工夫していかなければならないと感じています。
現在決めている会員数の上限は30名。私自身で会員様をしっかりサポートしながら、本業とのバランスを保っていきたいですね。目指す規模感や時間の使い方が個人の自由という点も、結婚相談所の良いところだと思います。